ご依頼の経緯
T様のご相談のきっかけは、ご兄弟のご逝去でした。T様を含む複数の兄弟姉妹が相続人となり、遺産分割協議を進める必要がありましたが、相続手続きが初めてであることから、自分たちだけで進めるのは困難だと感じておられ当事務所にご相談をいただきました。
また、ご依頼いただいた後ですが、手続きが進行する中、別の相続人がお亡くなりになるという予想外の事態が発生しました。この結果、新たに代襲相続が発生し、関係者がさらに増えたことで、T様は「どのように対応すればいいのか全く分からない」と不安を深められていました。当事務所としても通常よりもコミュニケーションを密にして対応しなければいけない案件でした。
担当行政書士のコメント
相続手続きは一見シンプルに思える場合でも、関係者の調整や書類の作成が必要となるため、時間と労力を要します。今回は代襲相続が発生したことで、最初に作成した遺産分割協議書を作り直す必要が生じました。手続きが長期化する中でも、T様に進捗状況を分かりやすく説明し、安心していただけるよう努めました。
また、他の相続人の方々にも状況を丁寧に説明し、新たな協議をスムーズに進められるよう調整しました。不動産の名義変更や預貯金の解約についても、必要書類の収集や手続き代行を行い、T様の負担をできるだけ軽減するよう対応しました。
相続手続きの重要なポイントは、関係者間での合意をしっかりと得た上で、法律に則った形で進めることです。今回も、T様他相続人のご要望を最優先に考えながら、確実かつ適切な手続きを心掛けました。時間はかかりましたが、最終的には無事にすべての相続手続きを完了することができました。
お客様メッセージ
「兄弟姉妹が相続人になるという状況で、どのように手続きを進めればいいのか全く分からず、相談させていただきました。途中で代襲相続が発生するなど大変な手続きとなりましたが、担当の方が常に進捗を分かりやすく説明してくださり、安心してお任せすることができました。無事に不動産の名義変更や預貯金の解約が完了し、家族一同感謝しております。親切で丁寧なご対応に心よりお礼申し上げます。」