ご依頼の経緯
N様は叔父様の遺言執行者に任命されており、叔父様がお亡くなりになった後、多忙な業務の合間に相続手続きを進める必要がありました。叔父様の財産には不動産や複数の金融機関に預けられた預金が含まれ、相続税が発生することも明らかでした。
しかし、N様からのご相談はお亡くなりになってから7か月が経過しており、相続税の申告期限が迫っている状況でした。このような中、迅速に対応してくれる専門家を探して当事務所にご依頼いただきました。
担当者のコメント
N様のご相談では、相続税申告の期限内にすべての手続きを完了させることが最優先事項でした。以下のような対応を行い、手続きをスムーズに進めました。
1. 必要書類の迅速な収集
まず、相続手続きに必要な戸籍や財産情報を迅速に収集しました。財産調査においては、不動産の評価額の確認や複数の金融機関への問い合わせを効率よく進めることで、申告に必要な情報を漏れなく揃えました。
2. 専門家との連携体制
相続税申告には税理士、また不動産の名義変更には司法書士の専門知識が必要でした。そのため、信頼できる税理士と司法書士をご紹介し、各分野での専門的な対応を行いました。特に、税理士の先生とは密にコミュニケーションを取り、申告書の作成や財務情報の精査が円滑に進むよう努めました。
3. N様の負担軽減
遺言執行者としての業務は多岐にわたりますが、今回のケースでは遺産分割協議書を作成する必要がなかったため、煩雑な調整作業を省くことができました。当事務所が全体のスケジュール管理を一括して行い、N様には最小限のご負担でご自身の仕事に集中していただけるよう配慮しました。
お客様メッセージ
「叔父の遺言執行者という大役を任され、正直どうしたらいいのかわからないまま時間が経ってしまいましたが、こちらの事務所の迅速な対応のおかげで、無事に期限内に相続税の申告を終えることができました。また、金融機関や不動産の手続きについても安心してお任せでき、仕事に集中することができました。何かあればまた相談させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。」