ご依頼の経緯
N様は配偶者を亡くされ、金融機関の解約や不動産の相続手続きを進める必要がありました。しかし、相続人の一人である長女がアメリカ在住であったため、「どのように手続きを進めればよいか分からない」と途方に暮れていました。そこで、インターネットで検索して当事務所を知り、ご相談くださいました。
担当者のコメント
N様の相続手続きにおいて、海外在住の相続人がいる状況に対応するため、以下の対応を行いました。
1. オンラインツールを活用した打合せ
長女がすでにアメリカへ戻られており、帰国の予定がない状況でした。そこで、N様と長女を交えてZOOMを活用したオンラインでの打合せを実施しました。これにより、距離の制約を克服し、迅速な意思疎通を実現しました。
2. 大使館でのサイン証明と在留証明の取得
長女には遺産分割協議書に添付する印鑑証明書の代わりに、大使館で「サイン証明」と「在留証明」を取得していただきました。サイン証明を用いることで、印鑑証明書と同様の効力を持つ形で手続きを進めることができました。
3. 通常の相続手続きも迅速に対応
サイン証明と在留証明が揃った後、金融機関の口座解約、不動産の名義変更手続きを迅速に進めました。戸籍収集や必要書類の準備も含め、手続きが滞りなく完了するよう対応しました。
お客様からのメッセージ
「海外に住む娘と一緒に相続手続きを進められるか不安でしたが、先生にオンラインで間に入っていただきスムーズに進めることができました。書類の準備から具体的な手続きまで丁寧に対応いただき、本当に助かりました。」
海外在住の相続人がいる場合の相続手続きは複雑になりがちですが、当事務所ではオンライン対応や海外の手続きサポートも行っております。東京都小平市をはじめ、相続手続きにお困りの方はぜひご相談ください!