■ご依頼の経緯
Y様は、ご親族が亡くなられたことをきっかけに「自分の財産をしっかり整理し、残された人たちに迷惑をかけないようにしたい」と考えるようになりました。遺言書を作成することで、万が一のときに自分の意思を明確に伝えられるため、今のうちに準備しておきたいと感じたそうです。
しかし、いざ遺言書を作成しようとすると、法律用語が多く難解で、どのような内容にすればよいのか分からず困ってしまいました。また、認知症の診断はないものの、年齢相応の思考力の低下もあり、専門家のサポートを受けながら進めたほうが安心だと考えられました。
そんな折、Y様のご友人が「遺言書の作成を丁寧にサポートしてくれる」と当事務所を紹介してくださいました。信頼できる事務所に依頼したいという思いから、ご相談いただくことになりました。
■担当者のコメント
Y様のご相談を受け、当事務所ではまず、どのような遺言書を作成したいのか、具体的なご意向をじっくりお伺いしました。そのうえで、公正証書遺言を作成することをご提案しました。公正証書遺言であれば、公証役場で公証人が作成するため、法的な確実性が高く、将来のトラブルを防ぐことができます。
しかし、Y様は「法律文書が難しくてよく分からない」と不安を感じられていました。そこで当事務所では、遺言書の原案を作成する際に、法的な文言のすぐ近くに「日常的な言葉での説明」を添えて記載しました。この工夫により、Y様がご自身の遺言書の内容をしっかりと理解できるようになりました。
また、原案を見ながら何度も内容を確認していただき、不明点があればその都度、分かりやすく解説を行いました。その結果、Y様の理解が深まり、ご自身の意思を正確に反映した遺言書を作成することができました。
さらに、公証役場での手続きの際もスムーズに進むよう、事前に想定される質問ややり取りについて説明し、Y様が安心して公証人と話せるよう準備を行いました。そのおかげで、公証人とのやりとりも問題なく進み、無事に公正証書遺言を完成させることができました。
■お客様メッセージ
「自分で遺言書を作ろうと思っていましたが、法律の言葉が難しく、どうすればいいのか分からず悩んでいました。こちらの事務所では、難しい内容を分かりやすく説明してくれたので、納得しながら進めることができました。
また、公証人との手続きもスムーズに進み、公正証書遺言を無事に作成できたことに安心しています。これで、自分の意思をしっかり残すことができ、万が一のときも家族に迷惑をかけずに済むと思うと、本当にホッとしました。遺言書を作ろうと考えている方は、ぜひ専門家に相談することをおすすめします。」
遺言書は将来の財産承継をスムーズにするための大切な書類です。しかし、法律文書の難解さや、公証役場での手続きに不安を感じる方も少なくありません。当事務所では、分かりやすい説明を心がけ、一人ひとりの状況に応じた遺言書作成をサポートしています。東村山市や周辺地域で遺言書作成をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。