ご依頼の経緯
S社は長年内装仕上げ業を営んでいましたが、主要取引先である元請け業者から「今後は建設業許可を取得している業者とのみ取引する」という方針転換を告げられました。これを受け、取引継続のため建設業許可取得を目指すことを決断されました。しかし、申請には細かな条件があり、特に自宅兼事務所が要件を満たしていない点が課題となりました。そこで、実績のある行政書士事務所を探し、当事務所にご依頼いただきました。(東京都小平市)
担当者のコメント
S社の社長は資格を保有しており、過去に他の建設業者で取締役経験もあったため、許可取得の基本要件については問題ありませんでした。しかし、申請要件の一つである「事務所の整備」において、自宅兼事務所が適切に区分されていない点が課題でした。
実際に事務所を訪問し、事務所空間とプライベート空間を分離するレイアウトを社長と一緒に考えました。パーテーションの設置位置や収納スペースの活用方法など、具体的な提案を行い、迅速に改善を進めました。
また、必要書類のリストアップから記載方法の指導、申請書類の代理作成、役所への提出まで、許可取得に必要な全ての工程を丁寧にサポートしました。
その結果
無事に建設業許可を取得されたことで、元請け業者との取引は継続されました。それに加え、許可を取得したことで500万円以上の工事を受注できるようになり、より大きな案件が増加しました。その結果、新たに従業員を増員するなど、会社としての成長を実感されたそうです。「許可取得を機に、会社がより元気になった」と社長は喜びの声を寄せてくださいました。
お客様メッセージ
「事務所要件の整備から書類作成まで丁寧にサポートしていただき、大変助かりました。建設業許可を無事に取得できたことで、元請けとの取引もスムーズに続けられ、さらに新しい大規模工事の受注にもつながりました。事務所のレイアウト変更も親身に協力いただき、対応の細やかさに感謝しています。今後の会社の発展のために、またご相談させていただきたいと思います。」