ご依頼の経緯
I社様は、特定のサービス分野で高い評価を得ており、顧客からも厚い信頼を得ている企業です。しかし、そのサービスはスタッフ個人の能力に依存する部分が多く、提供の標準化が課題となっていました。これにより、経験豊富なスタッフに業務が偏り、組織全体の成長が制約を受けていました。
I社様は、この課題を解決するための新システム開発を計画。補助金を活用して開発資金を調達しつつ、業務の標準化を進めることで、会社全体の競争力を強化したいとのことで、当事務所にご相談いただきました。
担当者のコメント
I社様の補助金申請をサポートするにあたり、以下のポイントに重点を置いて取り組みました。
1. 新システムの目的と価値を明確化
IT業界特有の専門的な内容を、補助金審査員にも理解していただけるよう、新システムの概要や目的をわかりやすく解説しました。図表を活用し、システムが業務プロセスにどのような影響を与えるかを視覚的に伝えることで、審査員に強い説得力を与えました。
2. 財務面への影響を数値で試算
新システムの導入による具体的な成果を数値で示しました。業務標準化によりこれまで失注していた案件の受注が可能になる点や、サービス開発時間の短縮によって月間受注件数が増える点を試算し、財務面でのポジティブな変化を詳細に記述しました。
3. 丁寧なヒアリングと柔軟な対応
申請書作成に際しては、I社様からヒアリングを重ね、特に重要なデータや課題を掘り下げました。また、進捗状況を逐一共有しながら、必要な調整をスムーズに行う体制を構築しました。
お客様メッセージ
「補助金申請は非常に複雑で、特に当社のように専門的な内容を審査員に伝えるのは難しいと感じていました。こちらの事務所では、わかりやすい説明資料の作成から申請手続きまで丁寧にサポートしていただきました。おかげさまで、補助金が採択され無事に新システムを導入することができました。このシステムのおかげで、経験の浅い従業員も安心して業務に取り組めるようになり、会社全体の士気も向上しました。これからもお力添えをお願いしたいと思っています。」