ご依頼の経緯
B社様とは以前からプライベートで親交がありましたが、建設業許可関連については別の行政書士事務所に依頼していたとのことです。しかし、その事務所が建設業許可関連の取り扱いを終了したことを受け、当事務所にご相談いただきました。
お話を伺うと、経営事項審査後の入札参加資格の有効期限が迫っており、期日までに必要な手続きを完了させなければ、公共工事の入札資格が失効するリスクがある状態でした。ご相談いただいた時点で、決算から4か月が経過しており、審査時間を考慮すると非常に厳しいスケジュールでした。
担当者のコメント
B社様のご依頼を受けた翌日に会社を訪問し、過去の経営事項審査の書類、決算書、確定申告書、工事経歴書など必要な書類を全て共有いただきました。その後、早急に書類の整理・分析を進め、経営事項審査の申請準備を開始しました。
最も注意を払ったのは、経営情報分析機関への申請です。この手続きが遅れると審査そのものが受けられなくなるため、優先的に対応しました。経営情報分析機関に申請してから約10日で結果を取得し、即座に次の段階である決算変更届を提出しました。その後、速やかに経営事項審査および入札参加資格の申請を行い、期限内に全ての手続きを完了させることができました。
このように、短期間で効率よく複数の手続きを進めるためには、書類の正確性や審査機関とのスケジュール調整が重要となります。B社様からスムーズに資料をご提供いただけたことも、迅速な対応を可能にした大きな要因です。
お客様メッセージ
「当初は、期限までに手続きが間に合うかどうか非常に不安でしたが、迅速かつ的確に対応いただき、無事に入札資格を失効させず更新することができました。次回以降もぜひお願いしたいと思っています。」