ご依頼の経緯
T社は、これまで建設業許可の手続きを依頼していた行政書士事務所がありましたが、今回の更新申請を依頼しようとしたところ、その行政書士が廃業していることが判明。どこに依頼すればよいかわからず困っていたそうです。
そんな折、当事務所から送付したお便りをご覧になり、「建設業許可の更新について相談できるかもしれない」と思い、問い合わせをいただきました。過去の申請状況がわからない不安を抱えながらも、更新期限が迫っているため早急な対応が求められる状況でした。
担当行政書士のコメント
T社の課題は、前回の申請時に行政書士から副本を受け取っておらず、どのような内容で申請したのかが不明だったことです。建設業許可の更新には、前回の申請内容と整合性を取ることが重要ですが、参考資料がない状態ではスムーズに手続きを進めるのが難しくなります。
そこで、まずは東京都庁に足を運び、T社の前回の申請書類の原本を閲覧することから始めました。ただし、これらの書類は写真撮影やコピーができないため、重要な項目をすべてメモし、過去の申請内容を正確に把握しました。
次に、そのメモを基に更新申請の書類を作成しました。いくつか不足している情報があったため、T社の社長に確認しながら補足しました。さらに、都庁の建設業課の窓口で閲覧対象外の資料については、直接申請時に書き写すことで対応しました。
このように、一つひとつ丁寧に状況を整理しながら申請書類を完成させた結果、スムーズに許可の更新を完了することができました。
お客様メッセージ
「以前お願いしていた行政書士さんが辞めてしまい、どこに頼めばいいかわからず不安でしたが、お便りをきっかけにご相談し、スムーズに更新していただけて本当に助かりました。前回の申請書類がなく困っていましたが、しっかり調べて対応していただき感謝しています。
今回は、更新後にきちんと副本をファイリングしてお渡しいただき、次回の決算変更届や更新時期には連絡をしていただけるとのことで、今後も安心してお任せできそうです。引き続きよろしくお願いいたします!」
このように、事前の情報が不足している場合でも、適切な手順を踏むことで問題を解決できます。建設業許可の更新手続きでお困りの方は、ぜひ当事務所にご相談ください!