ご依頼の経緯
S社は、元請け企業から「建設業許可を取得してほしい」と依頼され、事業拡大のためにも許可の取得を決意しました。自身で調べた結果、経管の経験を証明する書類が必要であることは理解できたものの、具体的にどのような書類を揃えればよいのかわからず困っていました。
さらに、社長は遠方の現場へ出張していることが多く、小平市に戻るのは基本的に日曜日のみという状況でした。手続きに必要な打ち合わせや写真撮影をどのように進めるかが、大きな課題となっていました。そこで、小平市内で実績のある行政書士を探し、当事務所にご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
S社の建設業許可取得をスムーズに進めるため、特に以下の2点に重点を置いて対応しました。
- 写真撮影のスケジュール調整と現地対応
建設業許可の申請には、事務所の写真を提出する必要があります。写真撮影では、プライベート空間との区分け、執務スペースや応接スペースの確保、法人名の掲示など、厳格なルールがあります。そのため、当事務所では通常、写真撮影時にお客様宅を訪問し、適切な撮影を行っています。しかし、S社の場合は社長が日曜日しか小平市に戻れないため、特別に日曜日に訪問し、写真撮影を実施しました。撮影時には、要件を満たすために事務所のレイアウトを多少変更する必要があり、社長と二人で模様替えを行いながら対応しました。 - 経営業務管理責任者(経管)の証明書類の準備
経管の要件を満たすためには、過去の役員歴を証明する書類(閉鎖事項証明書など)が必要になります。しかし、S社の社長が自分で調べた際には証明書類の取得方法も不明でした。そこで、当事務所が迅速に閉鎖事項証明書を取得し、過去の役員期間の重任履歴をすべて確認しました。これらの作業は行政書士であればスムーズに対応できますが、社長が自力で行おうとすると手続きの難しさから途中でつまずいてしまう可能性がありました。
お客様メッセージ
「日曜日にも関わらず訪問していただき、本当にありがとうございました。写真撮影の際も、レイアウト調整まで手伝っていただき、スムーズに進めることができました。
また、経管の証明書類についても、自分では気づいていなかった必要書類を迅速に揃えていただき、大変助かりました。おかげさまで、大きなトラブルもなく無事に許可を取得できました。今後もぜひお願いしたいと思います!」
このように、スケジュールの都合や必要書類の不備があっても、適切なサポートがあればスムーズに建設業許可を取得することが可能です。建設業許可の取得を検討されている方は、ぜひ当事務所にご相談ください!