ご依頼の経緯
I社はこれまで、業務改善のコンサルティングを数多く手掛けてきましたが、多くの契約が単発で終了し、継続的な取引に繋がらないという課題を抱えていました。
そこで、コンサルティング後も顧客の悩みをいち早くキャッチし、追加提案ができるSNS活用型のシステムを開発することを決定。しかし、システム開発には多額の費用がかかるため、補助金の活用を検討し、当事務所に相談をいただきました。
担当者のコメント
今回の補助金申請において、最も難しかったのは 「システムの有用性と市場ニーズを数字で証明すること」 でした。
I社の新システムはこれまでにない革新的なものであったため、「業務効率の向上」「売上向上」「市場ニーズの存在」を客観的データで示す必要がありました。また、顧客が本当にこのシステムを必要としているかを証明することも重要なポイントでした。
そこで、I社の社長と何度もミーティングを重ね、以下の取り組みを行いました。
- 市場ニーズの証明
- 既存の顧客に対してアンケートを実施し、コンサルティング後の不安や追加支援のニーズを把握。
- 「1度のコンサルティングで悩みを完全に解決できた」と回答した顧客が少ないことをデータで示す。
- 継続的なサポートの要望が高いことを数値化し、補助金申請の根拠とする。
- 事業計画の策定
- 低コストで運用可能なLINEを活用したチャットシステムを導入し、既存顧客との接点を強化する計画を立案。
- システムの導入によって、継続した契約へどの程度繋がるか試算し、具体的なKPIを設定。
- 補助金審査で評価されやすい「費用対効果」を明確に記載。
これらの取り組みにより、補助金の審査を通過し 見事採択に成功 しました!
お客様メッセージ
「新規システムの開発は当社にとって大きな挑戦でしたが、補助金を活用することで実現可能となりました。当初は市場ニーズの証明が難しいと感じていましたが、貴事務所のサポートのおかげで、しっかりとしたエビデンスを用意することができました。補助金申請はハードルが高いと思っていましたが、丁寧なご指導と的確なアドバイスのおかげで、スムーズに進めることができ、本当に感謝しています。」
まとめ
東京都小金井市のコンサルティング会社I社が抱えていた「継続的な顧客関係の構築」という課題を解決するため、補助金を活用した新システムの開発を支援しました。市場ニーズをデータで証明し、補助金審査の通過に必要な要件を満たす事業計画を策定した結果、無事に採択が決定。補助金申請の成功事例として、今後のビジネス展開に大きな一歩を踏み出しました。
補助金の申請を検討している企業様は、ぜひ当事務所にご相談ください!